2009年01月18日
先輩か、指導者か
どうも、レッツァです。
連続更新4日目です。
今日は午前練。
練習開始の9時には間に合わず、少し遅れてコートに入ったけれど、今日の人数は7人(自分を除いて)…。前回練習の金曜日も、人数は同じようなもの。普段の放課後練の1面から、やっと休日はコートが2面使えるのに、この面子の少なさでは割に合わない!
引退した身の上なので、あまりやっかみを言いたくないんですが…。
休日来なくて、いつ来るんだよ!? щ(゜д゜)щ
とにかく、人がいない上に、ボールも(男子に取られて)少ないので、普段はできないフォームの矯正や打つ方法など、個人への指導を中心に、練習メニューを変更。元から、今日は時間がある分、指導に回りたかったので、丁度いいといえば丁度いいんですが…もう来てないやつは、知らない。
まずは、部長である後輩(中学時代に団体戦で全中)が、フォアのスライスを教え始める。私は見ていて、時々口出しをします。
部員は…“ラケットに引っ掛けました”というような、ボールしか、打てず。どう教えればいいか、言葉も引っ込んでしまうくらい、打ち方をわかっていない様子に、ただ、ただ、人に教えることの難しさを、痛感するばかりです

「ラケットだけで、打たない!」、「膝を使え!」、「腰、引くなって!」、「…いや、だからさ、ラケットだけで、打たないんだって」
あーだ、こーだ言いながら、とりあえず、いい線にまで持っていってあげる。といっても、まだまだだなぁ…。
教える側の私は、とにかく寒かった…!

それを考えると、松岡修造さんのエネルギーって、ものすごいな…と思いました。
その次に、部長の「フットワークをやりたい」という意向に沿って、私は以前に考えたメニューを、二つ提案。前々から、ここのテニス部の傾向として、“メニューの中で決められた動きしかしない”という、惰性的なプレーになりがちだということを思ったので、“自分で頭を働かせて動く”ことを覚えさせるために、いくつか考えていました。
詳しくは、また後日、別のカテゴリーで更新します。
そのフットワークメニューを一個やった後で、部長は模試のために早退していきました。
二つ目のフットワークメニューをやり終えて、ストロークのスピンの打ち方を、あえて理論的に説明しました。みんな、あまり理解できなかった様子…(苦笑) ぽかーんとしてました。
いや、そういうところをわからなかったら、どうにかして理解しようとする態度をしなきゃ。
よくわからないところを放っておくのが、ここのテニス部の悪いところだよなぁ…。私が部活行っても、誰も質問してこないし

自分ができること、できていないことを、しっかり区別つけていないと、上手くはならない。
意識しなければ、変わっていかないよ――と言ったのに、クロスラリーをやらせた途端に、教えたばかりの打ち方を忘れている部員たち…

私も、それを予期しながらもラリーを指示しましたが、そんなにあっさり頭から抜け落ちるなんて、本当に意識が低いと思わざる得ません。
その後、二かご分のボールを使って、サーブの練習。
今日の練習を終えて、総合的に見て、へらへらして本当に聞いてんの? という感想です。
これだけ、基本中の基本を、細かく、3時間かけて教えてきました、が! 実際目についたのは、部員の緩みきった練習姿勢でした。ボール拾うのにもたもたしているは、コーンを並べるのに歩いていくは、個別練習していない間はしゃべっているはで……。
そういうところを見つけては、なんだこいつらと、表には出さずに思っています。
自ら考えて動くという姿勢が、まったく見られない!
正直、怒る気にもなれない。もっと言ってやりたいとも考えましたが、あまりに、レベルの低いことを言わなければならないのかと思うと、呆れて言葉になりません。
今、私は先輩として、“見守っている”態度をつくってはいます。先輩ですから、卒業する人間なので、下の代に引き継がせるためにも、部のことに関しては、多くは干渉しません。
しかし、今後、私は指導者という立場になっていきます。おいおい、この部を長い目で見ていきたいと思っています。先輩ではない、干渉しない人間ではない。“突き放す”態度も、時には必要になってくる。
現在、この部を見る限りでは、もう“見守っている”必要性は感じません。そろそろ、潮時なのかもしれません。先輩という立場を、捨てるべきなのでしょうね。
今日は、ちょっと指導者としての一面を出してみた日でした。
え? 新しいラケットの感想?
ないですよ、だって、教えるばっかで、打ってないっすもん!(泣)
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