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夢追え雑草アッレグレッツァ テニスにのめりこんで、はや6年≫限界を感じて高校でテニスを終わりにしようとも思ったけれど≫情熱が終わらなかった≫そしてさらに大学で“スポーツ”を学ぼうと決意した≫夢といえるほど、きれいな望みではなくて≫ただ、しぶとく泥臭く≫もう諦めたくはないんだ!≫「スポーツの心」がある限り≫心のままに叫べ、Allegrezza(歓喜)を! ――HASUYAの空回り夢語り

部活で…


 今日は引退してから、2度目の部活の練習に参加してみましたラケット&ボール
 前回は休日だったので練習試合をやっていて、私はただ様子見といった感じで居座っていたのですが、今回は普通にテニスやりに行きました。

 ひとりだけ3年で、アウェーでした(笑)

 そこで、1月にある都立戦のダブルスの最後の1枠を、誰にするか悩んでいた後輩の相談を受けました。
 確かに悩むよな~…。
 正直に言って、今の面子では代表として出させるほどの実力者という人間は、現部長とその同中学出身の後輩の2人しか該当しない。彼女たちは全中に行ったほどの選手なので、実力には申し分ないでしょう。
 つまり、勝てる選手というのが、その2人しかいない。

 うわ~…、厳しいなぁどーしよー
 私たちの代と比べて、というより年々部員の数が減って、選手層が薄いということもあると思いますが、部員同士の競争心がないように感じます。
 指導者らしい指導者のいないこのテニス部では、部員が主体となって部をつくりあげていくので、横へのつながりを重視しすぎるあまり、縦への向上心が薄れているように思われます。
 それが、現在直面している一番の問題のようです。

 難しいですね困った 私も部長であったときに、部のそういう空気を感じ取ったことがあります。
 私が、部の雰囲気を盛り上げようと思い、問題を解決するためにまずやったことといえば、部の現状を分析することでした。ひとりひとりの部員がどのようにして練習に取り組んでいるのか、どういう姿勢なのか。そうやって細かいことを探索したり、または部員を数タイプに分けて考えたり。
 そうやって考察した結果、たどり着いた結論は、全員が全員、同じ目的でテニスをしているわけではないということでした。
 本当にテニスをやりたくて、大会を目標にしている人。これは、私みたいなタイプですね。負けず嫌いで、たいてい部を引っ張る人間になります。
 別に大会を目指してはいないが、部活としてテニスを楽しみたいという人。入部してくる際、未経験者の人たちが思うことではないでしょうか。こういう人は、主にダブルスが好きな傾向があるのではないかと。

 競争心に熱いということで見れば、前者のタイプでしょうね。彼らのようなタイプは、高いレベルを求めて自らを厳しくし、練習をやりこんで行きます。
 後者のタイプは、偏見かもしれませんが、競い合うというには意識が薄く、前者タイプの人たちとは勝負に対して温度差があります。厳しくというよりも、楽しむことが優先なのだと思います。

 スクールやクラブではクラス別なので、比較的同じタイプの人が同じコートに立つようになりますが。
 部活では、この二つのタイプの人間が混在するようになります。そうなると、必然的に部員個人の間で意識の差が生まれ、それがやがてプレーの質の差となる。
 意識の持ちようがプレーの状態につながっていくというのは、誰しも体感することだと思うので、深くは論じません。

 ここで課題にすべきなのは、その差をどう埋めるかではなく、その差を部員にどう気づかせるかだと私は考えます。
 メンタルハートの話になりますが、技術や練習量でどうカバーしようと、意識が変わらなければ進歩なんてないと思います。意識を変えるには、前者タイプは後者タイプを、後者タイプは前者タイプを、お互いを理解し合うことです。それですべてが変わるというわけではないですが、変化への第一歩には違いありません。
 自分とは違うタイプのことを知らないままでいると、自分の感覚で得た経験が、誰しも共通の“常識”なのだと思ってしまいます。集団でプレーすることでの一体感が、そう錯覚させてしまうのではないかと。

 タイプの違う人間がお互いに向き合ったとき、なにが見えますか。
 私は、「テニスが好き」というお互いの心が見えました。ただ、その“好き”が違う道に続いていただけ。
 自分の“好き”の貫き方だけが、すべてではないのだということの気づきました。それぞれに、それぞれの気持ちの貫き方があるのだと。

 それに気づいて、私は練習の仕方だけで部員を変えていくのではなく、直接言葉にすることで、気持ちを伝えるようにしました。なにを思い、なにを求めているか。みんなは、それをどう感じ、どのように応えてくれますか。そうやってミーティングのたびにメッセージを送り続けることに徹しました。
 うまくいったかはわかりません。私は、途中で挫折してしまいましたし。けれどうまくいこうがいくまいが、“きっかけ”をつくることは大事だと思います。

 変わろうと思わなければ、変わらない。

 今後も、そのメッセージを後輩たちに伝えられたらと思い、部活にいってまいります急げ


 今日の日記のはずだったのに、途中から自論主張になってしまいました…イシシ
 私の話は脱線が常です。

 このブログを見てくれている人がいるのかわかりませんが、読んでいただいた方には、今回の話はどう思われたのでしょうかね。だいぶ憶測で展開してしまったので、賛否両論かも…冷や汗

 まだまだ視野が狭いなーと思うことばかりです。

 ああ、もっと世界を広げたい!






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 予告ですが、明日はオフなので、先日の全日本選手権の観戦記をアップしたいと思います音符キラキラ
@在学中 | 投稿者 HASUYA 21:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
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